掛軸[6]表装[7]で使う道具「打ち刷毛」どのように使うか言葉で説明してもなかなかしっかりと伝わらないので動画にしてみました。
裏打ち[17]に使用する和紙は「宇陀紙」といって、奈良県の吉野産の手漉き和紙です。
丈が約1尺(30cm)しかないので、伝統的なこの「宇陀紙」を使用している掛け軸は、1尺毎に継ぎ目があるものです。
一枚目の裏打ち[17]の肌裏[18]、二枚目〜三枚目の増し裏[19]も同様に手漉きの和紙は丈が短く(大きくても二尺(約60cm)ぐらい)、多くの場合継ぎ目があります。
継ぎ目が多いほどよいということはありませんが、どこに継ぎ目があるかを観察することで、その掛け軸に使用されている和紙の良し悪しが分かります。
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