2012
5月
7
(月)
昔にあった顆粒状正麩糊・・・やっぱりないかな?
Tag: 材料
10年ぐらい前までは、簡単に手に入れることができた顆粒状の正麩糊。
あちこち探していますがなかなか手に入れることができません。
成分が同じということで、粉末状のものを使っていたのですが、炊き上がりの状態が明らかに違うのです。
ネットで検索していたところ、興味深いページを見つけました。
- studio a –Weblog– しょうふ糊
「生麩糊」では「なまふ」でお麩になってしまうので「正麩糊」と書きましょうと、私の先生もことあるごとにおっしゃっている。
しかし最近読んだ、川上行蔵という農学博士の「つれづれ日本食物史」第三巻の、「麩と生麩と漿粉(正麩)」という項に面白い記述があった。
このようにして小麦粉からグルテンを採集した残りが漿粉であったが、グルテンとは実は麩の別名であって、グルテンは麩素ともよばれているのであった。その麩素を採集した残り滓の漿粉に近ごろ「正麩」の名を付けて呼ぶとは言語道断の話だと思う。それでなくても麩の関係の名称は混乱していて困っている。漿粉に正麩の別名を付けることは早急に中止してもらいたい。漿粉は麩の類ではない。澱粉である。
"漿粉" と書いて「しょうふ」製法からすると、しょうふのりは漿粉糊と書くのが正しいようです。なるほど。
ところで、このブログ主さんは、"日本画の画材店で購入する" と言われている。画材店を当たってみよう。
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初版日時: 2012-05-07 (月) 14:41:39
最終更新: 2012-05-07 (月) 14:41:39 (JST) (4639d) by web-master