2008
1月
18
(金)
手軽にできる仮表装
左の表装は、習字の書初め用紙に書いた作品を、仮表装に仕立てたものです。
仮表装とは、その名の通り「仮の表装」で、裏打ちを一回したものに、裏打ち済みの布地を継ぎ合わせ、そのまま、表木と軸棒を取り付けて仕上げる表装方法です。
継ぎ合わせた後、裏打ちをしませんので、若干引きつりが生じています。
また、厚みも薄いので巻いてもこの太さです。
紐の取り付けに関しても、簡素になっています。
しかし、機械表装とは違い、後になって本表装に仕立て直すこともできます。値段もこのサイズで 4,500円 とリーズナブルなので、気軽に作品を残すことができます。