左の表装[6]は、習字の書初め用紙に書いた作品を、仮表装[6]に仕立てたものです。
仮表装[6]とは、その名の通り「仮の表装[6]」で、裏打ち[11]を一回したものに、裏打ち[11]済みの布地を継ぎ合わせ、そのまま、表木と軸棒を取り付けて仕上げる表装[6]方法です。
継ぎ合わせた後、裏打ち[11]をしませんので、若干引きつりが生じています。
また、厚みも薄いので巻いてもこの太さです。
紐の取り付けに関しても、簡素になっています。
しかし、機械表装[6]とは違い、後になって本表装[6]に仕立て直すこともできます。値段もこのサイズで 4,500円 とリーズナブルなので、気軽に作品を残すことができます。
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