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昨日の作品の染み抜きに先駆けて、染み抜きをより有効に行うため、裏打ちの紙を剥がして出来るだけ薄くする必要があります。
理想的には、すべての裏打ち紙を剥がして、本紙のみにするのがいいのですが、額装されていた場合は、作品表面が傷んでいる場合が多く、肌裏のみ残すほうが安全です。
ただ、額装の裏打ちは、濃い糊で裏打ちされていることが多く、めくるように簡単には剥がれずこのように指の腹で擦って薄くする手法を用います。
しばらくすると指はこんな感じになります。