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昨日の作品の染み抜き[9]に先駆けて、染み抜き[9]をより有効に行うため、裏打ち[6]の紙を剥がして出来るだけ薄くする必要があります。
理想的には、すべての裏打ち[6]紙を剥がして、本紙[10]のみにするのがいいのですが、額装されていた場合は、作品表面が傷んでいる場合が多く、肌裏[11]のみ残すほうが安全です。
ただ、額装の裏打ち[6]は、濃い糊で裏打ち[6]されていることが多く、めくるように簡単には剥がれずこのように指の腹で擦って薄くする手法を用います。
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しばらくすると指はこんな感じになります。
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