気が向いたときに書いています。
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先日、1985年頃のテレビドラマのポスターの裏打ち[59]と補色の依頼を受けました。
その時の補色作業の様子です。
裏打ち[59]作業と補色作業のご依頼です。折れて擦れたことによる表面の剥離がひどく、かなり傷んだ状態のポスターでした。
ポスターは表面に光沢があるため、色が合っていても光の加減で見え方が異なりますので、見た目に綺麗にすることは困難ですが、できる限りのことをさせていただきました。
複数回、色を重ねてより目立たない感じに仕上げていきますが、完全に同じ色にしてしまうと、返って色を差したところが目立ってしまいます。加減が難しいです。
動画は、下色を数度つけたあとから始まっています。
SNSなどでの公開を快くご了承いただきましたご依頼主様に心よりお礼申し上げます。
掛軸[70]表装[66]で使う道具「打ち刷毛」どのように使うか言葉で説明してもなかなかしっかりと伝わらないので動画にしてみました。
裏打ち[59]に使用する和紙は「宇陀紙」といって、奈良県の吉野産の手漉き和紙です。
丈が約1尺(30cm)しかないので、伝統的なこの「宇陀紙」を使用している掛け軸は、1尺毎に継ぎ目があるものです。
一枚目の裏打ち[59]の肌裏[74]、二枚目〜三枚目の増し裏[75]も同様に手漉きの和紙は丈が短く(大きくても二尺(約60cm)ぐらい)、多くの場合継ぎ目があります。
継ぎ目が多いほどよいということはありませんが、どこに継ぎ目があるかを観察することで、その掛け軸に使用されている和紙の良し悪しが分かります。
本日、「平成」の次の元号が「令和」と発表されました。
そこで今回、新元号「令和」の裏打ち[59]無料キャンペーンを行うことに致しました。
半紙サイズの書道用紙に「令和」と書かれた作品の裏打ち[59]を31名様(各1点)を無料でさせて頂きます。
ご自身で書くもよし、お子様が書かれた習字とかもよし、裏打ち[59]する事で額などに収めた時にすっきりと飾ることができ、よい記念になると思います。
以下の要項をご覧になりご応募いただけましたら幸いです。
このキャンペーンの締切は 平成31年4月30日 午後 11時59分 とします。31名を超えるご応募があった場合は、厳正に抽選させて頂きます。
当選された方には、令和元年5月7日以降に、メールアドレス宛にご連絡を差し上げます。
以上の要項を了承いただき、ご希望される方は問い合わせフォーム[78]より、お名前、連絡先メールアドレスと「令和裏打ち[59]キャンペーン希望」と書いて送信してください。
みなさまのご応募を楽しみにお待ち致しております。
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