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肌裏紙・総裏紙について anchor.png

  • ページ: 質問箱
  • 投稿者: ゲスト
  • 状態: 質問
  • 投稿日: 2010-08-28 (土) 20:47:39
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質問内容 anchor.png

突然ですみません。掛け軸作りを習っている初心者です。
肌裏紙・総裏紙の下記2点について教えて下さい。
1.ロール巻きの場合、巻きの内側と外側のどちらが表面になるのでしょうか。
2.使用法は、本紙・緞子紙の裏面と肌裏紙の表面が重なり、肌裏紙の裏面と総裏紙の裏面 が重なる様にして、最終的に掛け軸の裏面が総裏紙の表面となれば宜しいでしょうか。
以上宜しくお願い致します。

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回答 anchor.png

  • 和紙には触ってつるつるの面とざらざらの面がありますので、つるつるの面が表となります。
    ロール紙の場合は、巻きの内側を表にして巻いてあることが多いようですが例外もあると思いますので、触って確認されるとよいと思います。

    私が裏打ちに使う場合は、肌裏・増裏・総裏ともに、常に裏面に糊を引いて使います。
    総裏は、掛軸の裏面が裏打ち紙の表面が出れば間違いないですが、肌裏・増裏に関しては人によって違うかも知れませんので、ご参考までに。 :-) -- 表装工房 2010-08-30 (月) 08:58:18
  • この場合、紙漉きの仕上げ段階で、裏打ち紙を乾燥させるときに鉄板側についている面が表となります。
    本来は木の板で天日干しをすることが肝要なのですが
    様々な制約から、鉄板を使う工房が多いそうです。
    鉄板で急速に乾燥させると、顕微鏡のレベルで、繊維の亀裂が確認できるそうです。
    ちなみに、木の板で乾燥させた場合、収縮率が近いので起こらないそうです
    これが、仕上がりにどの程度影響を及ぼすかは確認出来ていないようです。 -- ゲスト 2011-02-19 (土) 10:53:27

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初版日時: 2011-02-19 (土) 10:53:27
最終更新: 2011-02-19 (土) 10:53:27 (JST) (5036d) by web-master
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