金屏風の保存方法
- ページ: 質問箱
- 投稿者: 黄色F改
- 状態: 解決
- 投稿日: 2010-04-03 (土) 13:49:30
質問内容
はじめまして。
金屏風の保存方法について質問なのですが、私の祖母が嫁入り道具として持ち込み、母の嫁入りの時と、姉の嫁入りの時に箱から出しました。
そして、つい先日十数年ぶりに箱から出したのですが、片付ける時に間に和紙を挟んだ記憶があるのです。今じゃなにも挟んでないですけど。。。
これからはせめて1年に一回は広げてあげようと思うのですが、どのような保存方法がベターなのでしょうか?
また、屏風の間に挟む紙?はなにがいいのでしょうか?
現状は巨大な木箱の中に納まっています。
いつのか解らない防虫剤らしき残骸が入ってます。
サイズは広げて4m、高さ2m、1mごとに折り曲げて箱に収納してます。
ぶしつけな質問で申し訳ないのですが、なにとぞご教授お願い致します。
回答
- 黄色F改 さん、こんにちは。
屏風の保存時に挟む紙ですが、薄口の和紙がいいと思います。
和紙と一口に言っても、様々な種類があるのですが、挟み込む手間を考えると、屏風一面のサイズがあると便利です。
幅90cm程度のロール状の和紙*1(商品名例:千石とか天平)がありますので、それを屏風に合わせて切って使うといいのですが、一般的には手に入りにくいかも知れません。
お近くの表具店で尋ねると小分け可能なところもあると思います。
また、防虫剤は衣類用のナフタリン系のものは、しみが出やすと聞いております。美術品用の防虫剤であれば問題ないと思います。(最近の衣類用のものは詳しくは分かりません)
屏風の傷みやすい箇所は、丁番でそこが湿気ると丁番部分の糊が切れて壊れてしまいます。
ですから、湿気をこもらせない為にも年に一度天候が良いときに虫干しを兼ねて広げるのはとても良いことだと思います。 -- 表装工房 2010-04-06 (火) 09:09:05 - ご教授ありがとうございます。
一般には手に入りにくいのですね。でも、商品名がわかっただけでも前進しました。
ありがとうございます。 -- 黄色F改 2010-04-09 (金) 22:32:28
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初版日時: 2010-04-09 (金) 22:32:28
最終更新: 2010-04-09 (金) 22:32:28 (JST) (5352d) by web-master