総裏の時本紙側の湿り加減について
- ページ: 質問箱
- 投稿者: gizankn
- 状態: 解決
- 投稿日: 2009-04-14 (火) 18:47:13
質問内容
本来この欄を使うべきなのに「お問い合わせ」欄に記入してしまいました(先日)。不慣れな田舎爺です。お許し下さい。
さて質問ですが当方素人細工ですが、軸装、額装とも或程度やっております。何時も緊張するのは総裏の時です。張る側は目一杯伸びきっていますが張られる側は違います。伸びの違う両者を貼り合わせますから下手をするとその違いが皺という形で表面化します。何時も山勘で処理しますが、プロはどの様にしていますか(多分企業秘密かも?)。
ヒントだけでも示して頂ければありがたいです。
回答
- gizankn さん、こんにちは。
お問い合わせ頂いていたのに、うっかり返信を送るのを失念しておりました。申し訳ございません。
「質問箱に転載して返答を」と返信するつもりでいましたので、こちらに投稿していただき助かりました。
さて、総裏の時の水分の与え方ですが、私が作業する時は、裏打ちの紙の水分で伸びる分は予め水分を与えて伸ばしてから裏打ちに掛かります。どの程度というと言葉では言い表すのは難しく、その物により差異があるのでまさに「勘」です。 -- 表装工房 2009-04-17 (金) 08:39:23 - 早速ご返事を頂きありがとう御座いました。将に私も同じ方法をとっていましたので安心しました。私達は前から拓本同好会をつくり年に2回開かれる市民文化祭に各自数点ずつ軸装、額装を展示しています。素人集団だから気楽なものです。ただ当会の習慣として総裏の時本紙に湿りを与えない(本紙以外には若干与える)としていました。私も其れに従ったのですが、小物はともかく全紙大になると本紙と周り縁との境に皺が集中し往生しました。そこで発想を変え本紙にも十分湿りを与えることにしました。仲間からは「邪道」扱いですがこの度プロからお答え頂き気が晴れました。ありがとう御座いました。 -- gizankn 2009-04-17 (金) 19:09:11
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初版日時: 2009-04-17 (金) 19:09:11
最終更新: 2009-04-17 (金) 19:09:11 (JST) (5697d) by web-master