- ページ: 質問箱[3]
- 投稿者: 岡本 和雄
- 状態: 解決
- 投稿日: 2006-09-19 (火) 10:18:07
紙による丸表装[5]ですが、かけたとき前面に湾曲して
とても見苦しい、そうなる原因と修復方法はどのように
すればよろしいかお教え下されば幸甚です。
- 本紙[7]がの質にもよりますが、大体の場合は柱の方が前にでる様に膨らみます、掛け軸を三枚ら(中裏を入れる)ことで調整出来ますが、本紙[7]の肌裏[8]とか布の肌裏[8]をなるだけ薄くする必要があります、掛け軸には厚みをそろえることですが手の感覚で覚えることが大事です、紙100枚で一キロが基本で100g感覚で替えていることが大事になってきます、難しいことを書きましたが簡単な調整法としては、ロールの紙で高い和紙(肌裏[8]用の箕漉き紙)広幅なら900g26幅なら750gの紙を中裏に入れることで調整が出来ます、この紙は後ろに引く性質が有るので本紙[7]の肌裏[8]もこれで入れるといいでしょう、
-- 須賀直彦
- 柱が前へ出るのとは逆に、本紙[7]部分が前へ出る場合*1もありますが、その場合はしばらく巻いておくことで、直ります。
表装[5]が新しい場合によく起こりますが、そうして手入れしていくことで安定した掛軸[1]になります。
-- 季庵[9]
俗に「腹を出す」とも言います
Last-modified: 2006-10-12 (木) 08:54:46 (JST) (6617d) by web-master
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